2012年07月16日
沖縄の珍しい苗字

Danielle / Nicky Pallas
今日は2012年7月16日。
ちなみに一年前の今日はこんな事を書いてました。
※本日7月16日は三人組が白鳥を食べた日だそうです。
1986年のこの日はプロゴルファーの諸見里しのぶ様がお生まれになった日だそうで。
諸見里しのぶ
この「諸見里(モロミザト)」っつー苗字は沖縄出身者以外の方が耳にするとすんげー珍しいのではないでしょうか。
他にも珍しいと思われる苗字を紹介してみたいと思います。
高江洲(タカエス)
阿波根(アハゴン)
我如古(ガネコ)
宜野座(ギノザ)
古波蔵(コハグラ)
比屋定(ヒヤジョウ)
勢理客(ジッチャク)
仲村渠(ナカンダカリ)
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きりがないので以下のリンクをご参照ください。
珍しい苗字
ちなみに最強に読めない苗字は「保栄茂」だと思います。
皆様各自でお調べください。
ヒントは写真の女性が持っているモノです。
読み方の分かった人の十割が思う事、それは「文字数が合わねー!!」です。
弐代目米八そばである私は「永山(ナガヤマ)」という沖縄出身にも関わらずいたってフツーの苗字であるため、東京で生活していた頃、飲み会などで「沖縄出身なんすよー」というとすんげー食いついてくる人々が100%放つ言葉、「名前はなんていうの?」っつー質問に普通に「永山です」と答えると場が超絶シラケるのが嫌でした。
他にも沖縄には「屋号」っつーのがあります。
ヤーンナー 沖縄の屋号
住所っつー概念がなかった時代、同じ苗字だけどルーツが違う人々が近しい集落内のどこに住んでる輩なのか特定する為の制度、っつーのが弐代目米八そばである私の屋号の認識です。
違ってたらごめんなさい。
この屋号もまたなかなか面白い。
例えば最初にあげた珍しい苗字(当然沖縄では普通)「高江洲(タカエス)」、これは沖縄のジジババは「タケーシ」と呼びます。
弐代目米八そばである私の地域は高江洲さんが非常に多い為、どこの高江洲さんか区別するため屋号を使います。
西に住んでる高江洲さんは「イリタケーシ」。
「イリ」っつーのが屋号で、太陽が入る方角「西」をさします。
続いて東に住んでる高江洲さんは「アガリタケーシ」。
「アガリ」っつーのは太陽が昇る、上がる方角「東」をさします。
さらに「キジムータケーシ」。
これは家の庭にガジュマルの樹がある高江洲さん。
「キジムー」っつーのはキジムナーの事です。
キジムナーはガジュマルの樹に住んでいると言われているからですな。
さらにさらに「サバチウトゥルータケーシ」。
「サバチ」沖縄方言で髪をとく「櫛(くし)」の事です。
「ウトゥルー」は方言で「恐がり」。
よーするに「櫛を怖がっている高江洲さん」っつー意味です。
何故そんな屋号がついたのかというと、その高江洲さんはいつも髪がバサバサだったからだそうです。
地域が違えば他にも色々面白い沖縄の屋号がたくさんあるはずですので興味のある方は各自勝手におググりください。
それでは本日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。
米八そばのホームページへも是非おこしください。
※記事の内容はこちらのページを参考にさせていただきました。
Posted by 弐代目米八そば at 07:14│Comments(0)
│今日が一体何の日であるか