2012年06月23日
本日6月23日は慰霊の日です。

The Cornerstone of Peace / 平和の礎 / jetalone
今日は2012年6月23日。
本日は慰霊の日です。
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1945年のこの日、牛島満大将らが自決し、第二次大戦の沖縄における組織的戦闘が終結した。80日にもおよぶ地上戦で、住民を中心におよそ20万人もの犠牲者を出した。
1961年、アメリカ施政下の沖縄で、日本の国民の祝日に相当する「住民の祝祭日」の一つとして定められた。
1972年の沖縄復帰後は休日としての法的根拠がなくなったが、1991年に沖縄県の条例で休日と定められた。
なお、沖縄戦終結の日は6月22日とする説もあり、制定当初から1965年までは6月22日が「慰霊の日」とされていた。
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弐代目米八そばである私が小学生の頃のこの時期、学校では戦争に関する色々な催しがありました。
その中でも”今考えると”あれは何だったんだろうと妙な気分になる授業がありました。
それは先生方が放送室からラジオドラマ風に沖縄戦の一コマを演じるという物でした。
設定は防空壕だったと記憶しています。
逃げ込んだ住人達が息を潜めていると、外から激しい爆音が。
しばらくすると防空壕に近づいて来た米兵が妙な日本語でこう言うのです。
「デーテコーイ!デーテコーイ!デーテコナイトコーゲキシマーッス!!」
その瞬間、生徒は一斉に大爆笑。
演じていた先生方も満足げ。
その後、防空壕から出た人は米兵に助けられ、それ以外は焼き殺されたとか手榴弾で自決したとか、そんな惨い結末で劇は終了します。
生徒の感想は「先生の『デーテコーイが面白かった』」。
多分僕と同じ世代の方々はこの「デーテコーイ!デーテコーイ!デーテコナイトコーゲキシマーッス!!」っつー台詞に「クスっ」と笑ってしまうはずです。
そう刷り込まれてしまっているんです。
まさかそんな授業が今も行われていないだろうかと心配です。
その当時の先生方に悪気があった訳ではないでしょうが、他にもやりようがあったのではないかとモヤモヤした気分になります。
本日はなんだか胸くそ悪い話で申し訳ありませんでした。
それでは本日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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※記事の内容はこちらのページを参考にさせていただきました。
※ちなみに一年前の今日はこんな事書いてました。
Posted by 弐代目米八そば at 06:59│Comments(0)
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